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なぜ書くのか。それは、人に言葉があり、私に心があるから。

2024

0420
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2006

1022

わたしは、生まれつきひねくれ者で意地っ張りです。


すげー「なんでだよッ!」って思う時も、それを見せるのが悔しいから、平然を装ってしまう傾向があります。(かなり隠しきれていないというご指摘もありますが。)


でも、身近にいるとっても自分に素直に感情を出す性格の友人を見ていて、もっと素直になるべきだろうかと思い、最近しばらくそれを試みていました。


確かに、感情を素直に出すと楽でした。それでうまくいく事もありました。


しかし、そうやって今までなら「隠しておくべき」と思っていた感情を表に出している自分が、みっともなくて、あさましくて、情けなく思えてきました。


だから、我慢をしてでも、やっぱり意地を張り続けるのが自分らしいと思いました。


これからは、少しだけ昔の自分に戻ろうと思います。

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2006

1019

「漢」

解字:右側の字(音はカン)、動物のあぶらを火で燃やすさま。乾くこと。


「清」

解字:青は「生+井戸の中に清水があるさま」からなり、清らかに澄んだ水のこと。


かつて満州族の愛親覚羅は、起こした王朝に「清」と名付け、火を表す「漢」の民族を、水を表す字の王朝で鎮め、中国全土を支配するという願いを込めた。

その願いは、王朝名を定めた七年後に、北京を都と定めることで実現し、それから二百七十五年の間、「水」の満州族は「火」の漢民族を従えて、広大な中国大陸を支配した。


漢字はただの字じゃない。そんなことを思わせる、歴史の一幕。

2006

1017

僕は船からは下りられない。だから、人生を下りるしかない。

 

”The Legend of 1900”(邦題「海の上のピアニスト」)のラストの台詞。
ヴァージニア号の上で生まれた1900(主人公の名)は、船が廃棄処分になって爆破されるというのに、迎えに来た親友のマックスにそう言う。そして、「すまない、わかってくれ」と。


彼が船を下りない理由は、陸の都会があまりにも巨大だから。彼に理解できるのは、一回にきっかり2000人しか乗せない船、88という決まった数しかないピアノの鍵盤。「あの何千もの何千もの道から、どうやって一本を選べばいいんだ?」「”終わり”の見えない陸の世界は、無限の鍵盤を持つ神のピアノだ。そんなピアノで自分は音楽を作れない。」

そして結局、船と運命と共にする。


この映画はとても感動的だが、毎日普通に陸で暮らしているこっちからすれば、「なんだそりゃ」な言い分だ。そんな下らない、そして意味のわからないこだわりで命を捨てる大馬鹿野郎だと言われたって仕方がない。


でも今なら、この1900の”下らない言い分”が解る気がする。自分以外の世界中の人間が「馬鹿馬鹿しい」としか思えないような事でも、本人の胸の中でどうしてもなだめられない気持ち、克服できないものはあるのだ。その結果の選択をどんなに他人にあきれられても、本人にとってはそうするしかなかったのだ。


自分も今似たような状況で、はたから見たらとても下らない原因で、とても大事なものを手放そうとしてる。その選択はとてもつらい。それに、そこに至る気持ちを語っても誰も理解しないだろう。それでも、どうしようもないものはあるのだ。そして、船から下りないと決めた1900が人生から下りたように、どうしようもないものを抱えてしまった代償は、何であれ支払わないといけないのだ。

2006

1014

ちょっと背景を変えてみた。
家出をするブタさんの絵である。(ホントかよ)
あまり背景を変えないので、わざわざ告知してしまう。

 

そういや、Coccoの歌に「桃色のゾウが運ぶ夢」という一節があって、なぜかそれを思い出した。Coccoは桃色のゾウさんを気に入ったようで、CDのブックレットの裏にも描いていた。

 

あれ?この背景にした途端、行間のレイアウトが変わった…。
またもや私の行間調整の努力がぁー!

2006

1011

チップスなどのお菓子を食べるとき、指についたのまでなめる派だ。
むしろ指についた味付けの粉こそがおいしいんじゃないかと言いたい。

外で何かを買って食べるときも、やっぱり指をなめる。
でもたいてい手を洗ってないから、やばい菌とかついてたらどうしよう。
そう思いつつ、まぁいいかとなめてしまう。

落としたものは普通拾って食わないけど、それと同レベルかもしれない。
こういうところが横着だよな。

 

2006

1010

物理の文章問題では、いつも現実にあるものを使う。しかし、微妙に変だ。

100メートルのビルから角度45度で飛び降りるスーパーマン(普通の人間じゃまずい)は、秒速何メートルで何メートル先に着地するか。

摩擦係数0.2の凍った路面を重量1000kgの車(たぶん誰も乗っていない)は、どれぐらいの速さで滑っていくか。

秒速40メートルでホースの筒先から仰角30度で飛び出した水流は、50メートル先のビルのどこにあたるか、などなど。そんな悠長に計算して放水している消防士さんはいないって。

そして、重力加速度を計算する問題。

エレベーターの中で魚を量っている人がいる。魚は4kgで、エレベーターは秒速2メートルの加速をする。魚の重さは、エレベーターが上がっているなら”重さ×(加速度+重力加速度)”で、エレベーターが下がっているなら”重さ×(加速度-重力加速度)”で、4kg × (2m/s2 ± 9.8m/s2)となる。そこまではいい。

三問目:もしエレベーターのワイヤーが切れてしまった時、魚の重さはいくらか?
答え:4kg × (-9.8m/s2 + 9.8m/s2) = 0kg
なんと、魚は無重力になる!

しかしよく考えると、無重力だーなんて喜んでいられるのは数秒間で、ワイヤーの切れたエレベーターの行き先なんて言うに及ばない。つくづく例題に登場する人のことを考えていない例題だ。  

2006

1007

英語で雑談をしてると、相手の話の大筋がわかってりゃディテールはそんなに気にしなくてもいい。半分ぐらいわからない単語や表現があっても、相手の喋り方や文脈で大体どういう反応をすればいいのかわかるから、ちょろいぜと思っていた。でも、今日はそれで失敗をした。

今日の朝に物理の試験があって、それが終わってからバイトに行った。ボスのハワードさんに「さっきまで物理の試験でさー」と言ったのから雑談が始まる。同じUNRの生物学部卒のハワードさんが、自分も物理は嫌いだったけど取らざるをえなくて、でも取ってみたら先生がいい人で楽しかったと言う。その先生が「passed away」したんだとハワードさんが言った時、私はすぐにその意味が分からなかったけど、たぶんクラスをパスしたという意味だろうと思って「そうなんですか、あははは」と返した。…ちょっと途切れる会話。

ちょっと困ったように、「えーと、死んだってことなんだけど、数年前に。」と彼が付け加えた。やっと熟語の意味を思い出して、間違いに気付く私。”Passed away”はクラスとかをパスしたんじゃなくて、その教授が数年前に亡くなられたという意味だった。それに対して、あまりにも失礼でそぐわない返事をしてしまった。きっとあまりにそぐわなすぎたので、ハワードさんも私が意味を理解してないことに気付いたんだろう。知ったかぶりの返事のせいで、とても申し訳なくて恥ずかしい思いをした。

2006

1003

疲れたとき、嫌なことがあったとき、どうにも気分が落ち込んでいるとき、冷蔵庫からビールを出してプシッと開けると、少しはいい気分になれる。

ビールのうまいまずいはともかく、酒を手に取るというそれ自体が、なにか特別な感じを与えてくれるから。

でも、そのたいていは有効な方法でさえ、きかない時がある。

ビール自体には何の力もない。そんなビールに、自分の気持ちをなぐさめてくれと期待している自分が、哀しく思えてくる。

そんな、手に持ったビールが哀しく見える時、いよいよ逃げ場はなくなる。

2006

0925

先週は生物のフィールドトリップで、ナイティンゲール・サイトというリノ市から100Km以上離れた荒野に3回ほど行って来た。10m間隔で120個のトラップを仕掛け、そこにどんな小動物が捕まっているかを調査するというもの。罠を仕掛けるのは午後なのだが、動物を調べに行くのは早朝6時の出発であった。(昼だとトラップの中で動物が暑くて死んでしまうから。)オプショナルだった朝の調査に、好きこのんで2回も行ったけどね。

捕まえるのは砂漠に住むリス・ネズミ類で、カンガルーラットやポケットマウスなど、どれもネバダのような砂漠の荒野にしかいない種だ。彼らをトラップの箱からつまみ出し、足の指の数、歯の形、性別、重さなどを調べて、耳に識別票を付けてから放す。トラップの中のエサというごちそうと、手やら口やら股間やらをひんむかれてじろじろ見られるのは、どっちが割に合うのかわからない。

毎回、教授やTAの運転するバンに皆で乗って行く。ある時、私は女性のTAが運転するバンの助手席に乗っていたのだが、彼女が「オウ!」と叫ぶなり突如車を横の土手に乗り上げた。そして車から飛び降りるなり、脇の荒野へとまっしぐらに駆け出す。何がなんだかワケがわからないながら、私たちもつられて車から飛び出して走り出す。まるで事件現場に到着した警察官のよーな慌しさだ。ちくちく刺さる低木の枝も構わず走ってTAに追いつくと、彼女は「あーあ、逃しちゃったわ」とため息をついている。どうやら、珍しいヘビがいたらしい。生物のTAって本当に生き物が好きなのネ…と息を切らしながら思った。

2006

0921

今ここに、ニュープロジェクトが立ち上げられた。

先週JSANのミーティングが5時間に及び、みんなは口が忙しかったが書記の私だけは手が忙しかった。今までもこれくらい長いミーティングはあったが、筆記の量は今までで一番だった。行間を詰めて書いたのにも関わらず、いつも数ページのノートは19ページにも及んだ。疲れたよぅ~とは散々言ったのでもういいのだが、これをきっかけにニュープロジェクトを立ち上げる事にしたのだ。

それは、速記を覚えること!!
ジャジャジャジャーン!

何もJSANのミーティングのためだけではない。将来、新聞記者を目指すのなら、速記は特技でなくてはならぬ(たぶん)。これから速記文字を覚えるのに、毎週のミーティングは絶好の練習機会である。是非とも速記をマスターして、しゃべる口たちよりもずっと早く書ける余裕しゃくしゃくな手になりたい。

というわけで、さっそくネットから早稲田式速記文字の表を印刷し、これから覚えることにした。今から基本文字だけは頑張って覚え、今週の金曜日のミーティングにはその威力を実践するのだ。ふっふっふ…これからはただの書記じゃない、速記をマスターしたスーパーサイヤ書記になるぞ、おー!!

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1984/10/25
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