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なぜ書くのか。それは、人に言葉があり、私に心があるから。

2017

1023
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2006

1102

ハロウィンでしたね。私は何もしなかったけど、大学のキャンパスでは仮装している人がちらほらいました。パンプキン柄の靴下とスカートをはいた女の人とか、おでこから角を生やしながら木陰でギターを弾いている青年とか。


ところで、FAのビルの付近でちょっとすごい人がいましたよ。赤いTシャツを着た男の子で、顔も手も血だらだら(のペイント)で、腕には包帯。最初は、なんか変な歩き方をしてる人がいるなーぐらいにしか思ってなかったんだけど、よく見るとそんな格好をした彼が、いかにも死にかけている風によろよろ歩いているわけです。


そりゃーもう、はた目には血だらけで「はぁ…はぁ…」と苦しげにあえぎながら歩いている重傷人そのもので、彼はそのとても時間のかかる歩き方でずーっと進んでいくわけですよ。
すれ違う人には無視され、誰一人見ていないのに。


これこそ芸人魂だと思いましたね。人前で芸が出来るのは並みの芸人魂ですが、誰も見ていないのに芸をやり抜く事こそは最強の芸人魂でしょう。リスペクトの眼差しを送らずにはおられません。


「この世は舞台なり。誰もがそこでは一役演じなければならぬ」とはシェイクスピアの台詞。血だらけの彼が見せた芸人魂よろしく、人に見られる所で自分の役を演じるだけでなく、見られていない所で演じ切る人こそが、本物に違いありませぬ。

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なるほどなるほど
この世という舞台、
伝わっても伝わらなくても
とにかく演じて踊るしかないのが悲しいところ。

ほんの一瞬だけでも伝わった時の喜びを信じて
踊るわけですな。
踊る阿呆に見る阿呆。折角ならば、踊らにゃ損々!
nagi URL 2006/11/02(Thu)10:24:50 編集
衆生として
伝わるかどうかは見る方にもかかってるから、踊る方は精一杯踊ってるしかないね。
何度もない舞台だから、ほんと、引っ込むまでは踊らにゃ損々。
芸も踊りも見られてなんぼだと思っていたけど、どうやら、やってなんぼというものでもあるようだ。
それにしても、誰も見ていないことに精魂を込めることの難しさ。
それでも最後には李稜が蘇武に負けたことを悟る。中島敦の『李稜』より。
ゆにん 2006/11/02(Thu)14:37:54 編集
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