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なぜ書くのか。それは、人に言葉があり、私に心があるから。

2024

0420
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2006

0925

先週は生物のフィールドトリップで、ナイティンゲール・サイトというリノ市から100Km以上離れた荒野に3回ほど行って来た。10m間隔で120個のトラップを仕掛け、そこにどんな小動物が捕まっているかを調査するというもの。罠を仕掛けるのは午後なのだが、動物を調べに行くのは早朝6時の出発であった。(昼だとトラップの中で動物が暑くて死んでしまうから。)オプショナルだった朝の調査に、好きこのんで2回も行ったけどね。

捕まえるのは砂漠に住むリス・ネズミ類で、カンガルーラットやポケットマウスなど、どれもネバダのような砂漠の荒野にしかいない種だ。彼らをトラップの箱からつまみ出し、足の指の数、歯の形、性別、重さなどを調べて、耳に識別票を付けてから放す。トラップの中のエサというごちそうと、手やら口やら股間やらをひんむかれてじろじろ見られるのは、どっちが割に合うのかわからない。

毎回、教授やTAの運転するバンに皆で乗って行く。ある時、私は女性のTAが運転するバンの助手席に乗っていたのだが、彼女が「オウ!」と叫ぶなり突如車を横の土手に乗り上げた。そして車から飛び降りるなり、脇の荒野へとまっしぐらに駆け出す。何がなんだかワケがわからないながら、私たちもつられて車から飛び出して走り出す。まるで事件現場に到着した警察官のよーな慌しさだ。ちくちく刺さる低木の枝も構わず走ってTAに追いつくと、彼女は「あーあ、逃しちゃったわ」とため息をついている。どうやら、珍しいヘビがいたらしい。生物のTAって本当に生き物が好きなのネ…と息を切らしながら思った。

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プロフィール
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Ning Ning
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39
性別:
女性
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1984/10/25
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大学本科生
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